ヘナで染めると、緑色になるって本当!?
ヘナで染めた部分が緑色に染まってあわててしまった…
そんな経験はありませんか?
そうなんです。ヘナの中でも暗く染めるインディゴ(ナンバンアイ葉)配合のヘナの場合、染めたては黄色~緑色に発色します。
むしろ緑色にならないということは、危険なことなんですよ。
その理由を解説します。
緑色になるのは、草木染めの証拠
実はこれ、草木染め特有の染まり方なんです。
化学染料の入っていない、天然100%のインディゴ(ナンバンアイ葉)配合のヘナは、染めた直後は黄色~緑色に発色することがあります。
特に暗い色のヘナほど、緑色に出る傾向があるようです。
けれど、安心してください!
緑色になった部分は、下記の写真のように、2~3日かけて濃いブラウンに変化していきます。
最初は、インディゴの葉の色がそのまま出てしまうのですが、インディゴ色素が空気にふれて酸化することで発色していくのです。
その為、大切なご用時の前には、日にちに余裕をもって染めた方がよいですね。
ヘナ100%は、緑色にならない!?
実は緑色になるのは、インディゴ(ナンバンアイ葉)特有の現象。
ヘナ100%で染めた場合は、洗髪直後すぐにオレンジ色に発色します。
インディゴが配合されていないヘナ100%は、こんな風にオレンジ色に染まるんですね。
要注意!化学染料入りのヘナかも?
注意が必要なのは、暗く染まるヘナにもかかわらず、
『緑にならない』ヘナ…
『放置時間が早い』ヘナ…
それは、化学染料入りのヘナの可能性があります。
こうしたヘナは、残念ながら今もなお、一部の美容室で施術される場合があります。
また、誤った経緯で日本に輸入されてしまい、知らずに使ってしまうことも⁉
美容室には「これは、天然100%ですか?」と聞いてみましょう。
世界に通用するオーガニック認証など、安全管理がされているかどうかも確認してみてくださいね。
グリーンノートヘナのオーガニータは、化学染料の混入がないように、正規でエコサートコスモスオーガニック認証を取得しており、しっかりしたトレースアビリティで製造されています。
他のシリーズのヘナやインディゴ(ナンバンアイ葉)、アムラ(アンマロク果実)に関しても、アメリカのUSDA認証やインド政府のオーガニック認証を取得しています。
詳しくは品質と安全性のページで情報を発信していますので、ぜひご覧ください。