ヘナの二度染めは、もういらない!?

ヘナって白髪を黒く染められるの?
黒く染めるには「二度染め」が必要だと思っている方も、多くいらっしゃるのではないですか?

実は、どうしても二度染めが必要だったのは一昔前。
グリーンノートヘナは、たった一度で濃く仕上がります。
その理由を詳しく解説いたします。

二度染めとは

二度染めとは、ヘナ100%で染めた後、その上からインディゴ(別名:ナンバンアイ葉)またはインディゴ配合のヘナで塗り重ねて染めることを指します。

2回染めるから、「二度染め」って言うんですね。

そんな面倒な二度染めですが、なぜ黒く染めるために2回も染めなくてはならないのでしょうか?

 

そもそもヘナは、ハーブ染めの総称。

純粋なヘナ100%だと、ローソンと呼ばれる色素しか持たないので、オレンジ色にしか染まりません。

そこへ藍色の色素を持つインディゴを塗り重ねることで、深い黒茶や黒に染まります。

ヘナにインディゴをミックスしたタイプも数多くありますが、やはり二度染めの黒さには及びません。

一度染めよりも、二度染めの方が黒髪に近い色に染まり、しかも色持ちが続きます。

けれどその分、時間はかかってしまうんですよね。

染めては洗い流し、また染めては洗い流し…

二度染めを行うと、半日はかかってしまう場合もありますから、その手間は膨大です。

ヘナで白髪を黒髪に染めるのに、多くの方がこんなに苦労をされているんですね。

 

植物の色素だけで、黒く染める難しさ

日本でヘナが使われるようになったのは1990代から。

髪にやさしいと言われる一方、薬剤のヘアカラーと比べて「染まりが悪い」「黒く染まらない」と言われてきました。

 

その背景にあるのは、ヘナやインディゴの品質です。

かつては、今ほどヘナやハーブの品質は高くありませんでした。

短時間に黒く染めるためには、ジアミン等の化学染料を入れる必要があり、怪しいヘナも多く流通していたんです。

実は今でも、一部の美容室では、ハーブに化学染料を混ぜて染めるメニューが残っています。

その理由は、化学染料に頼らなければいけないほど、一度染めで黒く染めることが難しいからです。

また、客席の回転数を大事にする美容室では、二度染めで長時間の施術をすることが難しいのも背景にあります。

薬剤の強い力で黒く染めるのとは違い、植物の穏やかな色素で黒く染めるには、当時は限界があったんですね。

 

もう二度染めはいらない!?高い染色力を実現した理由

ごらんください。つややかで、とても深い黒に染まっていますね。

実は、この黒髪はグリーンノートヘナ「オーガニータ」で染めたモデル例なんです。

 

 

グリーンノートでは、2008年に新製品「ヘナスーパー」が誕生しました。

そして2014年には、国内ではじめて正規エコサートオーガニック認証ヘナである「オーガニータ」が誕生。(※現在では、コスモスオーガニック認証を取得)

この2シリーズの最大の特徴は、二度染めがいらず、たった一度で濃く染まることなんです。

実はその理由は、ハーブの配合技術に秘密がありました。

もともとハーブは、穏やかでゆっくりと染まる性質があります。

そして単体よりも、掛け合わせて配合することで、ハーブ同士の優れた部分を引き出しあう、不思議な効果がそなわっているんです。

その性質を利用して、編み出されたのが独自の配合技術。

原料のクオリティと純度を高めることで、グリーンノートの研究者たちは、格段に高い染色力を実現しました。

その結果、二度染めの必要がなくなり、多くの手間が省け、沢山の人々に喜ばれました。

特にオーガニータシリーズは、グリーンノートを代表する商品となり、今も多くの人々に愛されています。

 

世界中の賞を受賞したインドハーブの研究者

こうした画期的な技術開発を支えてくれた研究者達がいます。

ヘナやインドハーブの研究と功績がたたえられ、世界中で数々の賞を受賞しているオックスフォードの名誉教授も、その中に名前を連ねています。

1人でも多くの方が、健康や地球環境を害するヘアカラーをやめて、安心なヘナを使って欲しい。

そうした想いを共にして、今日もグリーンノートは研究に努めています。