ヘアケアが逆効果に? 髪の傷みを招く5つのNG習慣

ヘアケアが逆効果に? 髪の傷みを招く5つのNG習慣

美しい髪は女性の魅力を引き立て、華やかに見せてくれる最高の武器ですね。
髪を美しく保つためにヘアケアに余念がない女性も多いと思いますが、実はそのヘアケアがかえって大切な髪を傷つけていることがあります。
せっかくのヘアケアが髪の傷みの原因になるのを防ぐために、NGヘアケア習慣をチェックしておきましょう。

《NG習慣1》ツヤを出すために何度もブラッシングをする

ブラッシングをしすぎると、髪を過剰に摩擦してしまうことになるため傷みの原因になります。
特に絡まりやすい癖毛の方は無理やり引っ張るように何度もブラッシングをしてしまうと、枝毛や切れ毛を起こしやすくなってしまうのです。

摩擦によって静電気が起きると髪表面が傷つき、キューティクルがはがれやすくなることもあります。
髪をとかす時には無理やり引っ張ったりせず、根元から優しく数回だけとかすようにしましょう。

《NG習慣2》濡れた髪をブラッシングする

「トリートメントを浸透させたい」「指通りをよくしたい」などの理由でシャンプーしたての濡れた髪をブラッシングする方も多いようですが、これもNG。
濡れた髪は非常にダメージを受けやすいデリケートな状態になっています。

細かい目のブラシでブラッシングをしてしまうと、キューティクルがはがれる原因になるのです。
シャンプー中に絡まりやすいロングヘアの方などは目の粗いブラシを使い、何度も摩擦しないように優しくとかしましょう。

《NG習慣3》シャンプーを1日に何度もする

髪は本来、1日に1度または2日に1度洗えば十分なものです。
朝と夜に1回ずつなど、あまり洗い過ぎてしまうと必要な油分まで落としてしまうため、髪や頭皮が乾燥しやすくなってしまいます。

髪や頭皮の乾燥は枝毛や切れ毛、フケなどの原因になります。
朝にシャワーを浴びる習慣があっても髪を洗うのは夜だけにするなど、頻度を減らすように心がけてくださいね。

《NG習慣4》成分を気にせずシャンプーを選んでいる

「髪がパサパサするようになった」「ボリュームが減った気がする」など、髪のトラブルを抱えている方はシャンプーを選ぶのも一苦労ですね。
自分に合ったシャンプーを探しているうちに、気がついたら毎回違うシャンプーを使っていた、なんてこともあるかもしれません。
実はその髪の悩みは、シャンプーに使われている成分が原因かもしれません。

ドラッグストアなどで売られている一般的なシャンプーには、石油系の合成界面活性剤やシリコンが沢山使われている場合があります。
安価で洗浄力も強く、手早く髪にツヤが出ますが、その効果は一時的なもの。長く使い続けるほど、髪や頭皮に負担を与え、結局は髪を傷めます。

今使っているシャンプーの成分を見直して、自然派の安心な成分な成分で出来たシャンプーを選ぶようにしましょう。

《NG習慣5》ブローの前にヘアオイルを使わない

ヘアケアが逆効果に? 髪の傷みを招く5つのNG習慣

ブロー用のヘアオイルなどを使っている方は多いですよね。
しかし「ついつい面倒で使い忘れてしまう」「使わなくてもスタイルが決まったからいいか」と、そのままドライヤーを髪に当ててしまうことはありませんか?
ヘアオイルなどを使わない髪は無防備な状態です。

そこにドライヤーの熱がそのまま加わってしまうと、タンパク質が硬くなりゴワゴワとした髪になってしまうのです。
ヘアオイルはヘアスタイルを整えるだけでなく、髪をブローの際の熱から守る役割も持っています。

おすすめなのは、天然の椿オイル。
熱から守るだけでなく、髪にツヤも出ます。
ぜひ使うようにしてくださいね。

よかれと思って行っていたヘアケアが、実は髪の傷みを助長させてしまうかもしれないということがおわかりいただけたかと思います。
美しい髪を育てるためには、日頃の正しいヘアケアが重要です。
ご紹介したNG習慣を参考にして、日頃行っているヘアケアを見直してみてはいかがでしょうか。