エコサートオーガニック認証ヘナ

エコサート・オーガニック認証ヘナの苦労話

毎年8月9月の時期は、グリーンノートにとって恒例のエコサートの更新の季節です。
監査の日は、さすがにグリーンノートのスタッフも緊張します。
この日のために膨大な資料と記録を用意しているのですが、なんと今回は3日間!?もかけて厳しく審査されました。

特にグリーンノートでは、世界統一基準のコスモス認証を国内で唯一取得しているヘナメーカーなので、その調査もひときわ厳しいものになります。

多くの人の苦労で支えられているオーガニック認証。今回はその裏側と苦労話をご紹介します。

驚く女性

沢山あるオーガニック認証ヘナ

今や国内では40社以上のヘナメーカーが、様々な商品を販売しています。
それだけ沢山あると、どんなヘナを選んだらよいのか分かりませんよね。

安心なヘナを選ぶ基準として、オーガニック認証というものがあります。ここ数年、国内でも目にする機会が多くなりました。

ひとくちにオーガニック認証と言っても、その種類は様々。
日本では正規の認証が無いので、その大部分が海外の認証になりますが、その中でも有名なのは、フランスのエコサートやアメリカのUSDA、インド政府のNPOP基準などです。

世界各国のオーガニック認証

世界で最も信頼されているエコサート認証

その中でも特に代表的なのは、フランスのオーガニック認証機関「エコサート」。世界の75%以上のシェアを誇ります。
元々は農学者の団体から生まれた第三者機関。公正に審査をされて付与されるエコサートマークは、世界で最も信頼され厳しいことでも知られています。

グリーンノートは国内唯一のエコサート認定のヘナメーカー

グリーンノートは2014年、「オーガニータ」の販売に伴い、エコサート認定業者として認められました。メーカーとして認証されるのは、とても名誉な事であり、グリーンノートにとって大きな転機となりました。

仕入れのみのヘナメーカーとは違い、製造からお客様の手元に届くまで全てを管理していますから、検査や記録、責任が大きく伴います。
図のように認定証には、きちんと社名が記載されていますが、自らの社名入りの認証を持つメーカーだけが、正規の認定業者となります。

エコサート認定証

オーガニック認証ヘナだから、全て安心!?

国内で流通しているエコサートオーガニック認証ヘナ。
安心なイメージがありますが、はたしてそうでしょうか?

「世界基準でいうと、それはNOです。」

 

エコサートのマークを見ても、一見してその違いは分かりませんよね。 販売しているメーカーが正規の認定業者かどうかで、そのマークの重みは違ってきます。

本来オーガニックの世界基準では、原料の栽培から、生産、保管、流通まで、いつでも安全性を確認できるよう管理されています。
これがいわゆるトレーサビリティ(追跡可能性)と言われています。

出来上がっている商品をそのまま海外から仕入れて販売するだけでは、国内審査が省略されますから、国内に入った後に、どのように管理され、異物混入の危険性はないか、オーガニックでない成分や製品が紛れ込む可能性が無いか、お客様の手元に届くまで安心なのか、そうした審査が十分にされることはないのです。

そして残念ながら、そうした業者が少なくありません。

オーガニック認証だから「安心」とは言い切れないのが、悩ましいところですね。
その実例をご紹介します。

過去にはエコサート認証のマークを勝手につけるヘナメーカーも!?

以前のことですが、化学染料入りのヘナに、エコサートのオーガニック認証マークが無断で付けられ流通していた例が報告されていました。エコサートフランスの方が見て、たいそう驚き、嘆いていた理由は、化学染料は最も禁止されている原料だからです。

それが平然とパッケージに印刷され、美容室向けに販売されていたのです。

本国の規定では決して許されるはずのない成分ですが、目の届かないところでマークを無断使用されたのでしょう。

「オーガニック認証の原料」を微量でも入れれば、勝手にマークを使ってもいい。そんな風に勝手に解釈する会社もあるようです。
残念ながら、日本には世界に通用するオーガニックコスメ認証がありませんから、認識も甘くなっているのかもしれませんね。

グリーンノートは唯一、世界標準のコスモス認証を取得

オーガニータシリーズは、グリーンノートヘナの中でも一番の人気商品。原料も全てオーガニック100%。

国内で唯一コスモスオーガニック認証を取得している正真正銘のオーガニックヘナです。マークを見て安心して手に取ってくださる方も多いのではないでしょうか。

コスモス認証とは、エコサートを含む欧州4ヶ国5つの認証団体が合同で策定したオーガニック化粧品に関する、最も新しい統一基準。
今や世界中の国で認証が乱立してしまい、基準も分かりにくくなってきました。そんな中、BDIH(ドイツ)、Cosmebio(フランス)、ECOCERT(フランス)、 ICEA(イタリア)、SOIL ASSOCIATION(イギリス)が立ち上がり、共通で作ったオーガニック認証の基準がコスモス認証なのです。

国内のオーガニック認証ヘナでも、オーガニータだけが唯一このコスモス認証を取得しています。世界で最も標準となる最新のオーガニック認証となります。

オーガニック認証の苦労話…

少し語らせていただいてもよろしいですか?

オーガニックというと、農薬を使わなければ気軽に名乗れるイメージがありますが、実はそんなに簡単ではないんです。

もちろん原料農家さんの苦労あってのことですが、その後の苦労も並大抵のものではありません…。

インドから送られるヘナの輸送経路、空港での取り扱い、倉庫や日本の製造工場での取り決め、そして日本国内に届いた日からお客様の手元に渡るまで、厳しい基準があり、管理されます。費用も、書類管理にかかる手間も通常品と比較にならないくらい膨大にかかってしまうのです。

ご覧ください。オーガニック認証を取得するために必要な条件のほんのごく一部です。これらを証明し、記録として残し、厳しい審査を受けなければならないんです。

機械を洗う洗剤にも、生分解性の高いものを!?

オーガニックuvミルク製造工場

例えば製造工程で使用する洗剤は、穏やかな洗浄力の天然由来の洗剤しか認めらていません。
グリーンノートのオーガニックUVミルクを製造する際も、ただでさえ落ちにくい油分の汚れは入念に手作業で洗い落としています。

これがまた、日焼け止めの落ちにくい成分なので、担当者泣かせの作業なのだとか…。

トレーサビリティは、日々のスタッフの努力で

エコサート視察

トレーサビリティは、英語では「traceability」といい、エコサートでは、原料調達や生産、流通にいたるまで他の原料や商品との混入などがないよう厳しく管理されます。

これも地味に大変。スタッフ泣かせの作業でもあるんです…。

社内であっても気軽に持ち出すことは許されておらず、例えば撮影や商談の説明用に勝手に持ち出そうものなら、担当スタッフが恐ろしい形相ですっ飛んできます。

事情があって交換や返品になった未開封の商品も再利用が出来ません。
全てロット管理がされており、一つでも不明のものがあると、あらゆるデータをひっくりかえして調べ、担当スタッフが連日残業になることもしばしば…。

ご想像つきましたでしょうか。こんな苦労が、まだまだ沢山あります。

え?それでも、なぜ面倒な方法で認証を取得しているのかですって?

 

それは、お客様に本物の安心をお届けしたいから。

その一言に尽きます。

こうした苦労の積み重ねを通じ、「グリーンノートだから安心ね」
そう思っていただけるよう、今日もスタッフはベストを尽くしています。

 


関連記事