髪のダメージを軽減する! 正しいドライヤーのかけ方

髪のダメージを軽減する! 正しいドライヤーのかけ方

髪のダメージを軽減する! 正しいドライヤーのかけ方

髪を洗ったあとには、正しい方法で髪を乾かしましょう。
「ドライヤーを使うと髪が傷む!」と、お風呂上がりの髪を自然乾燥させる人もいますが、これはNG!
濡れた髪を放置すると摩擦が起きてキューティクルがはがれやすくなり、より髪が傷みやすくなってしまうのです。

また頭皮や髪が濡れた状態が長く続くと、雑菌が繁殖しやすくなり、頭のニオイや頭皮トラブルにつながってしまうことも。
洗ったあとのデリケートな髪を守るためには、正しい方法で乾かすことが重要なのです。

正しい髪の乾かし方をマスターしよう!

間違ったヘアケアや頭皮ケアは、ダメージの元になってしまいます。
正しいドライヤーのかけ方を知り、髪や頭皮をトラブルから守りましょう。

(1)まずは優しくタオルドライ
髪がびしょびしょの状態でドライヤーをしても乾きは悪く、キューティクルが開いているため摩擦やダメージも起こりやすいもの。
ドライヤーをかける前には水分をよく吸ってくれるタオルで優しくタオルドライしましょう。
この時髪はこすらないよう、タオルで挟みこむようにポンポンと押さえて水分を取ります。

ちなみにタオルは綿などの柔らかい素材がベスト。
ロングヘアの方は2枚ほど用意して濡れたら交換するとベターです。

(2)ドライヤーは頭皮を中心にかける
タオルドライのあとには、ドライヤーで頭皮を中心にブローしていきます。
髪をかき分けながら、頭皮に直接温風を吹きつけるように乾かしていきましょう。
毛先を中心にブローする人もいますが、毛先はブローすると乾燥してしまうので、ドライヤーの熱を当てすぎるのは避けたほうが良いでしょう。

1 後ろを向いて耳の後ろの襟足部分から
2 つむじから毛先に向かって

この順番で行いましょう。

(3)「髪をしっかり乾かす」はNG!
ブローの時は、ドライヤーの位置が近すぎると髪は乾燥しすぎて傷んでしまうので気をつけましょう。
ドライヤーは頭皮から20センチ程度離してあてるのがポイント。
ドライヤーでのブローは、髪が7割から8割程度乾くまでかければOKです。
最後まで乾かしきってしまうと、髪に熱がこもって乾燥しすぎてしまい、ダメージや頭皮トラブルが起こりやすくなります。

(4)仕上げは冷風で髪を冷やして
熱いドライヤーをかけて髪がほぼ乾いてきたタイミングで、ドライヤーを冷風に切り替えます。
熱がこもった髪や頭皮を優しく冷やしてあげれば、キューティクルも引き締まりますし、乾燥を防止することもできますし、髪の毛が固定されるのでスタイルキープにもなります。
暑い夏場などは、冷風だけでブローを済ましても大丈夫です。

(5)頭皮が乾いているか確認
頭皮が乾いているか確認

最後に頭皮を触って乾いているか確認しましょう。
きちんと頭皮が乾いていないと寝癖がつきやすくなります。

ここに紹介した方法でドライヤーをかければ、髪や頭皮に負担がかかりにくくなります。
正しいブローを心がけるだけで、ツヤツヤと健康な髪をキープすることができますよ。